Device Type: mobile
Skip to Main Content Skip to Main Content

Vonage APIを活用してEC事業者のキャッシュレス決済対応をサポート

Paidyでは、Vonageの二段階認証機能付きSMS APIと音声合成機能付きVoice APIを活用して、EC加盟店のサイトで、お客さまがメールアドレスと携帯 電話番号だけでお買いものができるシステムを構築しています。 東京に拠点を置くPaidyは「キャッ シュレス決済」でFintech業界をリー ドする企業の1つです。 『 お買いものに「めんどくさい」は いらない。』をミッションに、クレ ジットカードも事前登録も必要な く、メールアドレスと携帯電話番号 だけで瞬時にお買いものができる新 しい決済サービスを提供していま す。 シンプルなUI/UXで、使いやすさと 利便性の高さから多くのお客さまに 評価を頂き、ユーザーアカウント数 は現在300万を超えています。(2020 年5月現在)

Paidyアプリが表示されたスマートフォンの画面

Vonageのソリューションと機能

Puzzle piece

課題

現金の利用に対して支払いがめんどくさい、紛失・盗難が心配といった不安を感じているお客さまや、オンラインショッピングをしたいが、クレジット カードを持っていない、もしくは使用に抵抗があるというお客さまにご利用いただけるサービスが必要でした。
Lightbulb

ソリューション

SMS API (2FA) / Voice API (TTS)
Key

成果

Vonage SMS APIを導入することで、Paidyを導入しているEC加盟店は、代引きやクレジットカードだけでなく、メールアドレスと携帯電話番 号だけでお買いものができる新たな決済方法をお客さまへ提供できるようになりました。

日本の現金購入にイノベーションを 

何十年もの間、日本はイノベーションの最前線にいま した。エレクトロニクス、コンピューターサイエン ス、国際保健などにおいて牽引役を果たしてきたので す。この国が新しいテクノロジーを思い描いて利用し てきた歴史を考えれば、オンラインショッピングにク レジットカードを使いたくないと多くの日本人が主張 するというのは非常に理解しがたいものです。

日本の小売販売の約80%は現金で行われています。 2018年10月にWired.comに掲載された記事「アジア がキャッシュレスに向かう中で日本だけが進まない理 由」によれば、これは文化的なものであるとのことで す。現金には、伝統的な価値・情緒的な価値がありま す。日本人の生活と習慣の中心となる儀礼的な役割を 果たしています。そのため、他のアジア諸国が躊躇す ることなくキャッシュレス経済に向かって進んでいる 中、日本はこの変化への抵抗を続けています。このよ うにキャッシュレス経済への抵抗があることから、オ ンライン取引を可能にする新しい方法が必要でした。 

現金取引にセキュリティと効率を付加 

Paidyはここ数年で、同社の決済サービスを利用する EC加盟店を国内約70万店舗にまで拡大し、大規模な加 盟店ネットワークをつくりあげています。Paidyの最高 技術責任者であるHouston Ross氏は、「これはB2B2C モデルのようなものです。当社は加盟店と契約し、そ れらの加盟店を介して消費者を獲得しているのです」 と述べています。

Paidyを導入しているEC加盟店のサイトでは、顧客は メールアドレスと携帯電話番号だけでお買いものがで きます。その際、Paidyは、SMSや音声技術を介して送 られてきた4桁のコードでその顧客の身元を確認しま す。顧客はお買いものをした翌月に、使った分のお支 払いを一括して、コンビニエンスストアで行います。銀行振込や自動引き落としでの支払いも可能です(分 割払いや定額プランも利用できます)。

クレジットカード嫌いから、日本では「代金引換払 い」という支払い方法が非常に一般的です。しかしな がら、Ross氏が指摘しているように、それは費用対効 果のよい方法ではありません。「複数の取引を行った 場合、取引ごとに代引手数料を支払うことになりま す。Paidyであれば、複数の取引が1つの残高にまとめ られるので、お客さまは支払いを一回行うだけで済み ます。当社がすべての請求をまとめて、毎月10日にお 客さまに請求を行います。請求を受けたお客さま、通 常は、銀行口座の自動引き落としか、請求書を持って コンビニエンスストアで支払います」 

Vonage SMS APIが実現させる 

Ross氏によれば、Paidyのトランザクションの背景に あるテクノロジーが、システムをスムーズに稼働させ るための鍵となっています。「まず、セキュア・バ イ・デザインはマストです。このプロセスで2番目に重 要な部分が、当社が提供する体験の容易さです。 「troublesome」を意味する日本語は、「めんどくさ い」です。つまりは、体験からこの「めんどくさい」 を取り除きたいのです」

Paidy方式では、販売時に顧客のクレジット(信用枠) が決定され、付与されます。PaidyはAIを使って、トラ ンザクションと消費者データを「リアルタイム」で現行 情報によって検証します。同社は、このプロセスに適用 する独自のリスクエンジンロジックを持ち、顧客が購入 を行ったときに検証を許可することができます。

Ross氏は「EC加盟店のサイトでお客さまのお買いもの を確認した後は、SMSを介して、お客さま対応をする ことが極めて重要になります」と述べています。「こ こが、Vonageが大きな違いを生み出せる領域です。ま ず最初に、Vonage SMS APIを使用し、トランザクションが行われたことを確認します。そのお客さま認 証するためのコードが送信されます。次にSMSを通 じ、弊社への支払着金があったことお客さまに通知し ます。そして三番目に、その支払いを受理したことを 伝えます。途中の各ステップで起きていることお客さ まに知らせることが、このプロセスが重要なポイント なのです」 

Vonageを選ぶ利点 

Houston Ross氏が日本で約15年間働いてきた中で発見 したのは、企業が技術中心のシステムを開発・導入しよ うとしているときに、技術パートナーを見つけるのが難 しい場合があるということです。「たいてい見つかるの は、多くのセールスエンジニアを抱えるパートナーです が、その技術の開発やメンテナンスを担当するエンジニ アからの助けは得られません。そのためフラストレー ションを感じる場合があります。しかし、Vonageは別 です。必要なときに必要なサポートを受けられていま す。ドキュメンテーションも明快であり、不備がありま せん。効果を高めるために必要な人員とツールを Vonageが提供してくれていると感じます」

「Vonageを利用することのもう1つの利点は、我々が 必要とする幅広いグローバルリーチを提供してくれる ことです。これはPaidyにとって極めて重要な点です。 弊社が拡大を続けていくと、弊社の成長のスケールに 問題なく対応していただけるパートナーが必要になり ます」

Ross氏はまた、Vonageの非常に競争力のある課金モ デルを他の選択肢に対するもう1つの利点として挙げて います。「事業を拡大するにつれ、持続可能な課金モ デルが必要でした。このことに加えて、Vonageの統合 のしやすさや高いレベルの信頼性が、Vonageを選択し た理由であり、Vonageとの関係に非常に満足し続けて いる重要な要因です。これまで特段の問題が一切起 こっていないことが多くを物語っています」 

「たいてい見つかるのは、多くのセールスエ ンジニアを抱えるパートナーですが、その 技術の開発やメンテナンスを担当するエン ジニアからの助けは得られません。そのた めフラストレーションを感じる場合があり ます。しかし、Vonageは別です。効果を高 めるために必要な人員とツールをVonageが 提供してくれていると感じます」 

株式会社Paidy 最高技術責任者 Houston Ross氏 

Deskphone with Vonage logo

専門家にご相談ください。